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日常雑感 ***





あたしとあなたのクオリアは違う。
この世界に、
あたしと同じクオリアを持った人間はいない。
あたし達は、同じ星、同じ土地、
同じ時間を過ごしていても、
肌が触れ合うくらい近くにいても、
全く異なるイメージの世界を生きている。
その事は、あたしをどうしようもなく
孤独にしてきたけど、
でももう、
そんな事はどうだっていいよ。
根源的な孤独なんか、撫でても磨いても、
減りも無くなりもしないから。
そんなものは放り出してしまって、
新しい遊びをしよう。




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# by hitsuji_yu | 2012-05-26 22:41 | 写真 | Trackback | Comments(2)

日常雑感 概念としての5.5




「形而上者謂之道、形而下者謂之器」
形よりして上なる者これを道と謂い
形よりして下なる者これを器と謂う


あたしの写真とは
道なき道の上に在り



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# by hitsuji_yu | 2012-05-25 14:40 | 写真 | Trackback | Comments(0)

日常雑感 不在の存在感

先々週末写大ギャラリーで
スティーグリッツや
スタイケンの写真を観てきた
American Heritage「素晴らしき白黒写真」

印象に残るのは
スティーグリッツとスタイケン
アンセル・アダムス

スティーグリッツやスタイケンは
カサカサした印画氏に
まるでインクジェットプリンターで
プリントしたみたいな写真だった
ゴム印画法らしいと
専門家の友人に教えてもらった
対照的にアダムスは
木立を写した美しい階調を持った写真
完璧なプリント
まるで手を差し入れられそうだった
本当に写真が現実のように感じた

あれからずっと考えている

カメラという機械の再現性
(フィルムや印画紙や印画法も含めて)
アンセル・アダムスの写真は
まるで本物だった
あの驚きや美しさは
あたしの頭の中に記憶として
焼き付けられる
だがしかし
ぼんやりした粗い粒子の
カサカサしたスティーグリッツや
スタイケンの写真は
あたしになんの視覚的インパクトを
残していないのに
あの写真に漂う気配だけが
いつまでもつきまとう
あれはなんだ?と思う

写真を撮ると魂が抜かれる
昔の人はそう言った
西洋では 神の姿に似せた人間を
写真に撮ることは
神の冒涜と考えた
魂は抜かれなかったし
神の逆鱗にも触れなかった
いろんな説があるにせよ
何故?
「魂が抜かれる」なのだろう?
写真を撮ると気が狂うとか
死ぬとかバチが当たるでも
よいはずなのに
何故 被写体が「魂を抜かれる」
なんだろう?
それほどよく写った
あたしがアンセル・アダムスの写真に
驚くように
数百年前の人々は粒子の粗い写真に
驚いた
あたしはただの比喩とも思えない気がする
その後は被写体でなく 撮影者が
写真に魂が隠ると考えている
現代だって
心が写りこむと信じるアマチュアは
少なくはないはずだ
写っているかは撮影者本人にしか
わからないとしても
(あたしは写らないと思う
あたしにとっての
具象化された真実は写るけれど)

スタイケンの撮ったふたりの人間の瞳は
あたしに何を語りかけているのか?
その無言の言葉は
部屋の片隅や路地の暗がりに
折に触れ姿を現すように
あたしの記憶に形のない気配だけを残す
写ってたもの自体は
たいして記憶に残っていないのに

それと近しい感覚を
あたしは知っている
不在の存在感
幽霊を見るという事ではない
死んでしまった母の遺した
庭の草花や
玄関の突っ掛けサンダルは
生きていた母より
母の存在を 鮮やかに呼び起こす
日毎母の顔すらぼんやりして
あの粒子の粗い写真のように
忘れていくのに
彼女の生きた証しは
日毎あたしの中に
形はなくとも
存在の輪郭を顕にするように

そういう一種の魔術的で
神秘的な 写真本来の力を
原初の写真はあたしに教える



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# by hitsuji_yu | 2012-05-23 14:39 | 写真 | Trackback | Comments(4)

日常雑感 サトリ

昔「サトラレ」って超能力ものの
漫画だか映画があったよな
観てないけど
清水義範の「もれパス係長」は読んだ
どっちも
自分の思念がダダ漏れする話
逆に相手側の思念を読むのはサトリ

ドラマ「SPEC」のサトリの呪文

サトりん さといも スイッスイッスイ ッ
サトっておさとが さとぽっぽ
サトりん さといも スイッスイッスイ ッ
サトっておさとが さとぽっぽ
サトります!

これはまぁエンターテイメントだから
ハチャメチャだけど
昔の高名な坊さんの悟りって
ようはサトリの能力だよな
一瞬の集中で 全体と本質を理解する
ようなもん?

昨夜スポーツニュースで
「ゾーン」ってやつを解説してた
超集中とリラックスが同時に起こる
フローとも言う

フロー (英: Flow) とは、
人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、
完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、
精神的な状態をいう。
ZONE、ピークエクスペリエンスとも呼ばれる。
心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って
広く論及されている。

横木さんの写真展の解説してた
ギャラリストが言っていたのは
これの事かと思う
一流スポーツ選手には「ゾーン」発現は
多いらしい
要するに精神統一の技術と同じ
気功なんかの「気」の統一とも似てるだろう
フロー状態なら「サトリ」もしやすいよね

サトります☆きらりん


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# by hitsuji_yu | 2012-05-22 16:06 | | Trackback | Comments(0)

日常雑感 運ばれる場所

TVで尾形光琳の特集を目の端で観た
そういえば友人がfacebookの
ニュースフィードに上げていたな
と思う
よく覚えてないけど
琳派の特徴は 様式伝承の芸術
と言ってた気がする
通勤電車でぼんやりしてたら
なんだか思い出して妙に気になる

調べたら

他の江戸時代の流派は、模写を通じて直接師から画技を学んだのに対し、
琳派では時間や場所、身分が遠く離れた人々によって受け継 がれたのは、
他に類を見ない特色である 。
同じような主題や図様、独特の技法を意識的に選択・踏襲することで
流派のアイデンティティを保持する一方で、絵師独自の発見と解釈が
加わり再構成されること で、単なるコピーやエピゴーネンではない
新たな芸術を生み出した 。

とある
なるほどな と思う
そりゃ なにかを成熟させるには
人の寿命は短すぎるもんね
賢いやり方な気がする
私淑というのも 深化または進化に
重要なポイントだろうと思う
遺伝子が近親交配を嫌うのと同じ


尾形光琳、、、
友人のfacebookニュースフィード
たまたま琳派の特徴の解説だけに
意識を傾けたあたしの無意識
吊革にぶら下がるあたしの意識に
布石を投じる無意識
なにやら 大いなるものの敷いたレールに
うまいこと乗っけられてる気はするが
ひとまず乗っかっておこう
恐らく自分の進む道に
大きな誤りはないのだろう
と想像する

さて
桑原先生や伊兵衛さんの
「単なるコピーやエピゴーネンではない」
スナップショットとは
どんなものだろうか?

しかし難関だネ


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# by hitsuji_yu | 2012-05-21 14:44 | | Trackback | Comments(0)
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